これでもくらえ

なにもかもウルトラQのせいだ

森永製菓「怪獣大戦争」に関して ③

 

森永製菓「怪獣大戦争」に関して ② の続き。先に結論を述べると、調査に進展は無い。(おい) 企画の「M.M.プロダクション」と南山宏氏の結び付きも憶測に過ぎないし、製作の「K.K.ワンダービュー」は謎が深まるばかり。せめてカード絵を手掛けられた画家を特定出来れば渇望を癒せるのだが……。筆致からして1人で手掛けている訳ではなさそうです。確証は無いにしても可能性としては、月刊少年誌「少年画報」1967年6月号でバミラ他「怪獣大戦争」のサクラ要員を描いた南村喬之氏、深尾徹哉氏、井出清氏が候補に挙げられるが果たして。まあそれ以前に関連している「森永トコちゃんキャラメル」のおまけカードに関する明確な情報も見当たらないので課題だけが溜まってしまう。(苦笑) あのおまけカードは「怪獣大戦争」に繋がる森永製菓オリジナル怪獣の他、ガメラ大魔神大映とのタイアップもあるので全部で20種類程ありそうです。この手の玩具は怪獣好きよりも御菓子のおまけを蒐集している様なマニアの方が集めてリスト化してそうなんだけど。(謎の偏見) でも今一番優先的に知りたいのは、何種類の怪獣や妖怪が公表されていたのか。10種類以上存在するのだろうか。取り敢えず「週刊少年サンデー」と「週刊少年マガジン」の広告を網羅したので、「何号に誰が掲載されていたか」のメモを残しておきます。サンデーもマガジンも1967年6月17日に発売された「7月2日号㉗」が初掲載。夏季に開催された短期間のキャンペーンでした。(故に広告が掲載された月刊誌は希少?「別冊少年サンデー」夏休み特別号だけ掲載確認済み。)

 

週刊少年サンデー小学館)】

・1967年7月2日号㉗:エレキドン、リモゴン

・1967年7月9日号㉘:エレキドン、リモゴン

・1967年7月16日号㉙:火星人、バミラ

・1967年7月23日号㉚:ミイラ男、1ツ目巨獣

・1967年7月30日号㉛:リモゴン、火星人(カラー)

・1967年8月6日号㉜:バミラ、1ツ目巨獣(カラー)

・1967年8月13日号㉝:ミイラ男、1ツ目巨獣(カラー)

・1967年8月20日号㉞:ムカデング、ゴムラー(カラー)

・1967年8月27日号㉟:エレキドン、リモゴン(カラー)

・1967年9月3日号㊱:エレキドン、バミラ(カラー)

・1967年9月10日号㊲:エレキドン、リモゴン(カラー)

■ 掲載数統計:エレキドン→5回、リモゴン→5回、バミラ→3回、1ツ目巨獣→3回、火星人→2回、ミイラ男→2回、ムカデング→1回、ゴムラー→1回

 

週刊少年マガジン講談社)】

・1967年7月2日号㉗:エレキドン、リモゴン

・1967年7月9日号㉘:エレキドン、リモゴン

・1967年7月16日号㉙:火星人、バミラ

・1967年7月23日号㉚:ミイラ男、1ツ目巨獣

・1967年7月30日号㉛:ゴムラー、狼男

・1967年8月6日号㉜:エレキドン、リモゴン

・1967年8月13日号㉝:火星人、バミラ(カラー)

・1967年8月20日号㉞:ミイラ男、1ツ目巨獣(カラー)

・1967年8月27日号㉟:ゴムラー、ガンダーラ(カラー)

・1967年9月3日号㊱:エレキドン、リモゴン

・1967年9月10日号㊲:火星人、バミラ(カラー)

■ 掲載数統計:エレキドン→4回、リモゴン→4回、火星人→3回、バミラ→3回、ミイラ男→2回、1ツ目巨獣→2回、ゴムラー→2回、狼男→1回、ガンダーラ→1回

 

f:id:zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz:20200816202458j:plain↑ (右)「週刊少年マガジン」1967年9月10日号㊲掲載。(左)「週刊少年サンデー」1967年7月23日号㉚掲載。

 

6月17日発売の27号から毎週欠かさず8月26日発売の37号迄。締め切りが迫る9月2日発売の38号以降は広告の掲載がありません。上記の該当誌上には森永製菓「怪獣大戦争」キャンペーン以外にも、サンダーバードロケットが当選するコビトのキャンペーンやシスコのキャプテンウルトラガム(チョコレート)を食べてシュピーゲル号が当たるキャンペーン等、少年(少女)を対象とした各御菓子会社の激しい企画競争が窺える。中でも応募者全員に懸賞が当たる森永製菓の「怪獣大戦争」は特別魅力的に映るのだが、それは好みの問題かな。(笑)