これでもくらえ

なにもかもウルトラQのせいだ

映画『二十才の恋』(1962年 東宝)

石原慎太郎監督の映画『二十才の恋』に関して。先ず、御詫びです。先月ツイッターに本作を「19歳の青年が20歳の誕生日に鬱屈した欲望を果たす」と誤って紹介してしまいました。「20歳の誕生日に鬱屈した欲望を果たす」のは強ち間違っていないのですが、厳密…

テレビ映画『怪獣マリンコング』

和夫、正しい科学の力を見せてやるぞ! はい。手に入らない歯痒さと少しでも接触したい衝動からコミカライズやシナリオを玩読して気を紛らわせていた念願の『怪獣マリンコング』を鑑賞。『ウルトラQ』放映以前に、怪獣を主役とする初の連続テレビ映画として…

ぽんぽこ兄妹のコスプレ

ぽん吉のコスプレがしたかった。(既遂) 先日、ハコアム東京で『ぽんぽこ物語』に登場するぽん子・ぽん吉のぽんぽこ兄妹の併せをしました。ぽん吉のコスプレがしたかった。(2回目) 第1話の冒頭でテーマソングを元気に歌うぽん子ぽん吉が印象深い子狸時代のコ…

二〇二一年、謹賀新年

明けましておめでとう御座居ます。旧年はケムール…じゃない、新型コロナウイルスに翻弄された一年になってしまいました。終息どころか変異種と云う新たな敵も出現し、増大する不安と恐怖心を抱えたままの年越しです。新年の実感が余り無いのですが、引き続き…

映画『智恵子抄』(1957年 東宝)

熊谷久虎監督『智恵子抄』を鑑賞。本作は、彫刻家であり詩人の高村光太郎が妻の智恵子との間に交わされた深い愛情を綴った詩集「智恵子抄」を実写化した作品で八住利雄氏が脚本を務めた文芸映画である。團伊玖磨氏による明朗で躍動感漲る主題歌や、若かりし…

第14回調布市民映画塾『大仏廻国』2020年版、『ネズラ1964』予告編 上映&トークショー

ダークエネルギーは流石に草。 はい。12月5日(土)に調布市文化会館たづくりで開催された「第14回調布市民映画塾」に参加しました。上映作品は、横川寛人監督『大仏廻国 The Great Buddha Arrival』2020年版と、封切りが迫る『ネズラ1964』の予告編(公開直前…

映画『エノケンのびっくり人生・がっちり時代』(1938、1939年 東宝)

「ニュースカメラマン・シリーズ」として製作された前後編の二部作、山本嘉次郎監督『エノケンのびっくり人生』(第一編)、『エノケンのがっちり時代』(第二編)を鑑賞。僕はどうやら円谷英二監督が特撮を務める『エノケンの孫悟空』に出会ってから、魔性の魅…

漫画『新電人アロー』3巻

一峰大二先生の『新電人アロー』3巻を入手、読了。11月15日から神保町の書泉グランデで販売開始との情報を耳にして書店へ急ぎました。書店に並ぶ見た事が無い表紙の『電人アロー』を見つけて、アロー兄さんを応援できる喜び、そして一峰先生の新作を現在進行…

映画『座頭市地獄旅』(1965年 大映)

善は急げ、悪も急げ。 神保町シアターにて三隅研次監督『座頭市地獄旅』を鑑賞。盲目の侠客で居合斬りの名手である座頭市と将棋好きの浪人である十文字糺の対立を描いたアクション時代劇。座頭市シリーズの第12作目との事だが、本作が人生初座頭市に。視覚障…

漫画『119番の男』一峰大二

やっと… やっと… くるしみからにげだせたぞ 「週刊少年マガジン」1962年1月7日号誌上に掲載された一峰大二先生の読み切り漫画『119番の男』に関して。火事と云う身近に存在する恐怖を題材に「美しい感動まんが」と銘打たれているが、罪の意識に苦しむ青年の…

「週刊少年マガジン」栗原眞一君 表紙号リスト

『ぽんぽこ物語』でぽん吉役を務めた栗原眞一君が「週刊少年マガジン」の表紙を飾った号数に関して。完全に私的メモ。『ぽんぽこ物語』のDVDソフトに付属されたブックレットによると幼稚園から「劇団あすなろ」に入団した栗原君は、7歳で生ドラマ『次郎物語…

『ぽんぽこ物語』ロケ地/千束八幡神社

『ぽんぽこ物語』第6話「これは不思議の巻」と第39話「嵐と子守唄の巻」のロケ地、千束八幡神社(洗足池八幡宮)に行ってきました。(平日の昼間から一人で) 『ぽんぽこ物語』のロケ地に関する情報が皆無に等しかったのだが、ソフト付属のブックレットの中で主…

『ぽんぽこ物語』に関して

国産初のテレビ映画『ぽんぽこ物語』(1957年/KRテレビ※現TBSテレビ)を鑑賞したので感想等。川内康範先生の脚本に惹かれて厳選集のDVDを入手したが、想像を絶する傑作で泣いた。主演の栗原君がタイプ過ぎた。テレビの本放送がNHKより1953年に開始してから、ス…

「日本昭和トンデモ怪獣大全」堤哲哉・著

「日本昭和トンデモ怪獣大全」を入手、読了。昭和ノスタルジーの世界をジャンル別に特集した「日本懐かし大全シリーズ」(辰巳出版)が魅力的なタイトルを続々発行されているのは何となく知っていたが、こんな沼の深いパチ怪獣だけを取り上げた聖典が輩出され…

アラーの使者、必殺技「ロケット光線」

どうやら1986年に発売されたVHS『東映100大ヒーロースーパーファイト』の中でも、変身後の絶美な鳴海探偵(アラーの使者)の雄姿が拝めるらしい。必要としている時に限って入手するチャンスが訪れないのは何故なのか。さて、本題。アラーの使者必殺技、ロケッ…

TVドラマ『アラーの使者』第13話「砂漠の凱歌」(第一部最終回)

神出鬼没!このアラーの使者は、正しい人達を救う為には世界中の何処へでも現れるのだ! はい。『アラーの使者』第13話「砂漠の凱歌」を鑑賞しました。第一部「恐怖の紅とかげ」編の最終回。以前『アラーの使者』に関しての中で鑑賞が絶望的だと言及したが、…

「ウルトラ特撮 PERFECT MOOK vol.06 ウルトラQ」

ウルトラマンシリーズ含む円谷プロ制作の特撮作品を網羅した全大集ムック(全40巻)「ウルトラ特撮 PERFECT MOOK」。事前に行われた総選挙の人気投票順に即して今年の7月から順次刊行されている作品ガイド本です。そして遂に人気投票第6位だった『ウルトラQ』…

「特撮のDNA —ウルトラマン Genealogy」へ

9月5日〜東京ドームシティ内のギャラリーアーモで開催中(10月18日迄)の「特撮のDNA—ウルトラマン Genealogy」に行って来ました。(展示品ネタバレあり) ↑ チケットは事前予約制。マスク着用、手の消毒、検温等の武漢肺炎感染防止対策を実施。消毒液もウルトラ…

映画『怒りの孤島』に関して

嗚呼、久松静児監督の『怒りの孤島』をもう一度観たい。欲を云えば何度も観たい。そう常々考えている矢先に当時親御さんに連れられて映画館で本作を鑑賞されたと云う1952年生まれの方からメールを頂戴した。僕と同じ様に「もう一度観たい」と。やはり文部省…

漫画『太郎とタロー』一峰大二

イルカが… イルカがしゃべった! 「小学四年生」1967年7月号の別冊付録、一峰大二先生の動物感動漫画『太郎とタロー』に関して。「五郎とゴロー」ならぬ「太郎とタロー」。障害を持つ少年とイルカの友情を描いた読み切りの長編漫画です。青葉くるみを食べた…

コダマプレス/『ウルトラマン 決死の対決!』~ネロンガ!ベムラー!チャンドラー!

嗚呼、不覚!コダマの「怪獣がいっぱい特集号」シリーズって、『前世紀怪獣大あばれ』と『宇宙怪獣大あばれ』全2種類だと勝手に思い込んでいたのだが、もう1種類あった。(以前、Takujiさんに「全2種類、これで全部です!(自信満々)」って大虚言してしまった…

TVドラマ『少年ケニヤ』に関して

僕はこの作品に出会う為に生きていたのだな。(確信) はい。アフリカのケニア地方を舞台に展開される日本人少年ワタルの冒険活劇ロマン『少年ケニヤ』を鑑賞したので感想です。東映製作のTVドラマ版。1961~1962年放映。物語は四部構成で、全41話。本作は長き…

森永製菓「怪獣大戦争」に関して ③

森永製菓「怪獣大戦争」に関して ② の続き。先に結論を述べると、調査に進展は無い。(おい) 企画の「M.M.プロダクション」と南山宏氏の結び付きも憶測に過ぎないし、製作の「K.K.ワンダービュー」は謎が深まるばかり。せめてカード絵を手掛けられた画家を特…

漫画『大かいじゅう ナメラー』ムロタニツネ象

ナメゴンじゃないよ、ナメラーだよ。 「小学三年生」1966年4月号に掲載された読み切り漫画『大かいじゅう ナメラー』(文・佐伯誠一/絵・ムロタニツネ象)について。グラビアのカラー絵なんて「小松崎茂先生が描いたナメゴン」で通用しそうなクオリティであ…

『快獣ブースカ』ロケ地/豊島園(7/5追記)

『快獣ブースカ』第46話「空飛ぶ音楽堂」のロケ地、豊島園(現:としまえん)に行ってきました。 ↑ としまえんメインゲート。公式キャラクターのエル&カルちゃんより目立ってるトム&ジェリー。なんでだよ。 豊島園とは、1926年に実業家の藤田好三郎氏が自…

フジパン「銀チョコW」の『ウルトラQ』特別パッケージ

円谷プロとフジパンが今月から1年間に亘って様々な企画を実施していくそうで、第1弾としてフジパンのロングセラー商品「銀チョコW」がQ始め、マン、セブンの特別パッケージ(全4種)で販売されています。「いつまで遺産を食い物にするのだ」と偏狭な考えを抱…

ミニミニ怪獣!シーモンキー飼育

夏だ!海だ!シーモンキーだ!(※まだ梅雨) ↑ 玩具業界雑誌「トイジャーナル」1972年7月号掲載。1971年5月末に米国から輸入したシーモンキーは忽ちブームに。 目下、シーモンキー飼育に熱っぽくなっています。正式には僕のペットは「シーモンキー」ではなく、…

森永製菓「怪獣大戦争」に関して ②

森永製菓「怪獣大戦争」に関しての続き。企画の「M.M.プロダクション」と製作の「WONDER・VIEW CO.LTD」は、依然として未解明のままである。確かにレコードには前述の通り印字されているが、少年誌上に掲載された広告では製作欄に「K.K.ワンダービュー」と記…

BOOK&MAGAZINE社さんの同人誌

岡里幸助さんより素敵な御手紙と共に「日本ロボット少年期」、「SF怪獣群像」、「大図解時代 Part2 怪獣SF編」(BOOK&MAGAZINE社発行の同人誌)を御恵贈賜りました。 岡里幸助さんのブログ→「プラネット新聞社」 いやもう本当、御気持ちだけで十分光栄過ぎ…

森永製菓「怪獣大戦争」に関して

第一次怪獣ブームの最中、森永製菓がオリジナル怪獣のドラマを収録したレコードを配布した販促キャンペーン「うごき さけぶ ワンダーレコード 怪獣大戦争」について。1967年に開催されたキャンペーンだそうで、森永製菓のミルクキャラメルの内箱とスキップチ…