これでもくらえ

なにもかもウルトラQのせいだ

池ハロでフジ隊員

 

先日、「池ハロ」の愛称で御馴染みの池袋ハロウィンコスプレフェス2019に、フジ・アキコ隊員のコスプレで参加しました。いや、別にハロウィンだからと云って仮装した、とかではないですよ。(爆) 僕にとってコスプレは愛情表現の一環です。アキコ派アンヌ派論争は、今尚語り尽きる事は無いかと思いますが、僕は断じてアキコ隊員が好き。(知らんがな) 僕は、顔も体型も美しいアキコ隊員とは似つかない安産体型ブスなので、自邸で試着して、鏡見て、「あ、これ40kg前半の体重まで落として顔面全部整形しないと無理だわ」と絶望しましたが、コスプレしたい気持ちが安易に勝ってしまったので軽率に着てしまった次第です。(後悔はしていない) どっちかと云うと、僕はアンヌよりな体型ですよね。←ファンに殺されるぞ。 池ハロ、噂には聞いていたので人の多さには予め覚悟して構えていたにも関わらず、それでも多くて(!)、更衣室から出て30分で体力気力共にゼロのポンコツ野郎でした。コスプレする為の道具が、ほぼライセンス商品で揃ってしまうのが救い。流石、ウルトラマン。流石、科特隊である。それなのに、当日声掛けて下さったコスプレカメラマン歴20年と仰っていた殿方が、「フジ隊員のコスプレは初めて見た」って、何故だ…。皆さん、きっと隠れて着てるンですよね。科特隊の服は、トラントリップ。だいたい科学特捜隊コスチュームセットで一式揃うのですが、個人的に納得がいかなかった刺繍ブローチの流星バッジは外して、アンテナが伸びる流星ピンバッジ(ウルトラマンショップ等で入手出来るやつ)にすり替えました。あと、グローブは別売りですね。スーパーガンは、酷評の魂ラボ。ベルトに付属したホルスター部は、予め、魂ラボのスーパーガンを収納する事を想定して制作された様で、ピッタリ収納出来ました。難題のヘルメットは、もう殆ど諦め状態、無いよりはマシって事で、似たようなジェットヘルメットを適当にそれらしいパーツを貼り付けただけの即席なので余り見ないで下さい。色はマジで白が良かった。「プロップが劣化した色」だと思ってくれ。色々欠損もしています。唯一の救いが、ライセンス商品のワッペン。(笑) 嗚呼、憧れのクノー工業フジペンギンシリーズよ…!!

 

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科学特捜隊は、軍隊ではなくて、警察機構の類。隊員服は、カラー作品を意識したオレンジ色です。「科特隊の衣装が色鮮やかで恥ずかしかった」と、黒部進氏が証言なされているのは有名ですが、確かに"オレンジの服"と云うだけで、異様に目立ってしまうのを痛感。作中のはもう少し落ち着いた色ですよね。要は戦闘服で、普段はライトブルーのブレザー服。下に隊員服を装備しており、一刻も早く出撃体制を可能にした設定と、その描写は大変カッコイイのですが、フジ隊員は一体?(ズボンを捲くってスカートに収納してるの?) 髪型は、完全に僕の好みで、初期のフジ隊員を参考にしました。(またお前は余計な事を...) でも、気持ち短めになってしまって、色味ももっと茶色が強くても良かったかな、と反省点が尽きません。『ウルトラQ』クランクアップと、『ウルトラマン』クランクインの中間と云いますか。(笑) イデ隊員の配役が、まだキューピーこと石川進氏だった衣装合わせの時ぐらいの長さに近いかも知れません。フジ隊員は『ウルトラマン』全39話で様々なヘアスタイルをしています。全話制作後に放映順を決めた『ウルトラQ』と異なり、『ウルトラマン』は、制作と放映が平行です。桜井さんの自伝本の中で、円谷プロ作品が白黒からカラーに移行するにあたって、カメラマンの高野宏一氏と助手の佐川和夫氏から「髪を染めて欲しい」と要望があり、栗色に脱色したと云う有名な話がありますが、当時は髪を染める事がまだ一般的ではなかった様で、「自然のままの黒い髪じゃなきゃいやだ」と当時の心中を回顧なされています。他にも、写真映りを意識してドーランの色をオークル系に変えたり、口紅の色をオレンジ系にしたりとカラー作品への意識は桜井さんの容姿に反映されていますね。そういった背景を知ると、『ウルトラマン』にとって、フジアキコ隊員の存在は紅一点に留まらず、円谷プロ初カラー作品の象徴でもあります。しかし、企画段階の『ベムラー』の登場人物にフジ隊員の名前はありません。『レッドマン』の企画で初めて女性隊員であるフジ隊員が加入します。性別が異なれば、役目も異なり、前線の活躍よりも本部での通信任務が目立ちますが、敵対している筈の怪獣を労わったり、イデ隊員の研究を支えたり、隊員達をサポートする重要人物です。男勝りだった桜井さんの中から、プリミティブな部分やコケティッシュな魅力を引き出したのは、確実にあのインベーダーのような監督(笑)でしょうね。そんな感じで、池ハロ愉しかったです。当日、ゾフィーのコスプレしている方を見かけて心拍数が一気に上がって死ぬかと思ったのですが、残念ながら移動中で声を掛ける事が出来ず無念ッ。

 

f:id:zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz:20191031085626j:plain↑ フジ隊員ヘアスタイルの変化。クランクインからクランクアップまでの約1年でしょうか。最後はセミロングに落ち着きました。

 

f:id:zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz:20191031092126j:plain桜井浩子氏の著書達。ウルトラの舞台裏を覗くなら「ウルトラマン青春記」、「ウルトラマン創世記」、桜井さん自身の出自から辿るなら「ヒロコ ウルトラの女神誕生物語」。僕の御気に入りは、当時の心中を赤裸々に回顧されている「ウルトラマン青春記」。