これでもくらえ

なにもかもウルトラQのせいだ

「ウルトラQ展~墓場の怪獣大行進~」in 墓場の画廊

 

少し遡った内容で恐れ入りますが。201Q年、中野にウルトラ怪獣がやってくる!の謳い文句にトキめきを抱いた、「ウルトラQ展〜墓場の怪獣大行進~」に御邪魔致しました。7月18日~30日迄、中野の墓場の画廊で開催されていたイベントです。劇場で開催される某アーカイブ的なイベントも良いのですが、ワクワク度で云ったら断然この手のイベントの方が興奮します。 先ず、メインビジュアルが凄いですよね。ラルゲュースとリトラ、ロマンスカーを飛行の属性に固めている感じとか、一瞬しか登場しない怪竜が結構なスペース占めていたり、巨人が(肖像権の都合なのか)やられてたりと、実に面白い。見慣れてる写真ばかりなのに、ワクワクする不思議。墓場の画廊は、小規模なスペースながら、ディープな展示やグッズ各種を取り扱っている画廊。秘密基地みたいです。一昨年にブースカ展、昨年はタコラ展と毎年僕に尊い思い出を与えて下さる聖地だったりします。しかも、今年はなんと、あの"ウルトラQ"展だと云うもんだから狂喜乱舞なのは云う迄もなく。撮影スポット、展示スペース、物販スペースで構成された展示会で、主な展示品は記念撮影用のカネゴン像(過去に池袋で同じ子に会ってます)、写真パネルの展示、当時のプロップ、台本(複製含?)。特筆すべきは、当時撮影に使用されたプロップですね。「1/8計画」で使用された由利ちゃんのカメラと、「2020年の挑戦」で使用されたティーカップ。個人的には、実相寺監督「モンスターコンチェルト」の台本の厚さに恍惚としてしまった。まァ、劇場用に制作されているので30分枠と厚さが異なるのは当然ですが、視覚のみでもその重量を感じる程でした。「モンスターコンチェルト」の存在自体は、朝日ソノラマの宇宙船別冊「ウルトラマン白書第二版」で、当時(1987年3月1日)発行した際に、映画化の企画が進行している態で公表されているのを目にしたのですが、自然破壊が進み遂に人工物しか食べれなかった異星人であるマイム族が、健康な地球人な体質をもらい受けようと、マイム族と地球人の混血児を生み出そうとするタブーが描かれている点にしても、存在意義が明確な怪獣二匹にしても映像化されていたらさぞ危険な香りのする神秘的な物語だったでしょうに。日本の軍事問題へのアイロニーに加え、根底的に深刻なテーマを背負っているのも『Q』らしいのですが、レギュラー陣が一切登場しないのは残念でしたけど。結局、本作と内容は異なるが『怪獣聖書』の収束地点が、1990年公開の『星の伝説』だと思うと納得です。ただ、やはりジッソーは映画尺になると本当に(以下略)

 

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↑ 「2020年の挑戦」後楽園の遊具・ティーカップをモデルにしたミニチュア。(と云っても等身大のカップサイズ)

 

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↑ 「1/8計画」由利ちゃんのカメラ。流石に破損と欠損が目立ちますが、映像と対比すると展示物が撮影にされたプロップだと実感させられる。(レンズ淵の数字が完全一致)

 

会期中、プライベートで西條様がウルトラQ展に御来場なされました。ウルトラQ展に一平くん現る!(キャーキャー) レギュラー陣の中で、一平くんは一番怪獣と仲良しです。正確には、推測ですが。何故そんなイメージがあるのかは、やはり小学館特製のソノディスク「怪獣同窓会」のせいでしょうか。後は、西條様が怪獣ショーの司会を御務めなされたからかしら。『ウルトラQ倶楽部』では、ヒメから猛烈に求愛(?)されていましたし、バルンガの第一発見者だって、一平くんでした。イッペームシ。そんな感じで、何かと怪獣とは縁の深い一平くんです。西條様が会場に降臨なさると、案の定ザワついておりました。(※僕が一番興奮してたよ。)

 

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↑ メッセージボードにこっそり小さくサインなさって「見つかるかナ~♪」と小悪魔な西條様。(天使か←天使です)

 

そして、7月28日はガラモンの撮影会。ガラモンが中野にやって来る。ガラガラガラ!(言いたいだけですスミマセン) よりによって東京タワーを破壊した悪名高き個体が現れた。しかしコイツはドジっ子でもある。この判別マークは、一説に星座や惑星記号ではないかと語り継がれているそうだが、東京タワーに手を掛けた個体は、牡牛座、天王星海王星、ここら辺の記号が近しい。ガシャンガシャンを空耳しそうな程に動き回るガラモンが不覚にも愛くるしいのは、画像を通しても御分かり頂ける事だろう。

 

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僕は遊星人だからガラモンと仲良しです。まァ、何方かと云えばセミ人間に操縦されたい方なんですけどね、僕は。(何言ってんだお前は) オネム3秒前、目が優しいガラモンです。凝視すると、マークの位置はかなりオリジナルに寄せて拘っていますね。怪獣と触れ合えるイベントが定期的にあると良いです。造形を眺めているだけでも十分幸せですけど、触れ合うと格段に愛着が沸きます。これは不思議な現象です。現状、怪獣酒場ぐらいでしょうね。そう云う意味合いでも怪獣酒場は貴重です。てな訳で、愉快なイベントでしたが、会期がもう少し長ければ良かったのに。幻想の如く儚い空間でした。