これでもくらえ

なにもかもウルトラQのせいだ

今年のエキスポと去年のウルフェス

 

夏期は、池袋のサンシャインシティ『ウルトラマンフェスティバル』。冬期は、後楽園のプリズムホール『ウルトラヒーローズEXPO ニューイヤーフェスティバル』(旧:『お正月だよ! ウルトラマン 全員集合!!』)が、毎年恒例で開催されている。メインのライブステージ、プロップや造形の展示、ウルトラショット(記念撮影)、ウルトラマンデパート(グッズショップ)が主な余興だが、ウルフェスはTBSの主催、エキスポは東京ドーム主催(今期は+円谷プロバンダイ)と内容は酷似しているものの、主催が異なる。そして、ウルフェスは夏休み期間の1ヵ月長期開催なのに対して、エキスポは年末年始の約1週間と短期の開催である。先月、プレゼント交換で頂いたチケットを手に、先日迄開催していた『ウルトラヒーローズEXPO2019 ニューイヤーフェスティバル』に御邪魔して来たのと、今期のエキスポよりも「ウルトラQ」要素が強かった『ウルトラマンフェスティバル2018』(←今更過ぎるし記憶が以下略)に関して、備忘録的に愚見申す。

 

先ずは、2018年12月29日~2019年1月6日開催のエキスポ。何と云っても大目玉は、去る12月22日に最終回を迎えた『ウルトラマンR/B』のアフターストーリーと、新番組『ウルトラマン ニュージェネレーションクロニクル』の予兆を兼ねて構成されたバトルステージ「朝日が昇る時空」。バトルステージと云うのは肩書で、もう普通に一本の作品です。兎に角、ルーブのレギュラー俳優陣が毎日出演して生で御芝居されているのは、贅沢な演出。湊兄弟達と共に登場するブースカは、きっと#17にゲストで出演した事もあるけど、ジェネクロの構成上、総支配人と云うか、ほぼ主役的立場なので、抜擢されたのでしょう。出演者と会話出来る様に録音した音声では無く、編声出来るボイスチェンジャーを利用してる為に、絶妙な声の違和感は拭えなかったが、リアルな会話が愉しくもあり。ニーズに応じたブースカ語の乱用が好印象(笑)。 個人的には、主役チェレーザと分離して自転車で世界中を回る旅に出た筈の愛染マコトが大いに復活して下さった事に大興奮。愛染くんは世の中に蔓延する偽善的な大人の体現化で興味深い人物の登場に高揚したが、本編では中盤で残念ながら辞任し、最終回までとうとう再登場する事は無かったので、再びオーブダークブラックノワールシュバルツと兄弟ウルトラマンの闘争を拝見出来たのが何よりの収穫。そして、つるちゃんの「古き友は言った」(大友泣かせ!)、加えて此れから公開される劇場版で公開となるアサヒの華麗な変身と、家族を想う真っ直ぐな正義心に感銘を受けて終始泣いてた。最終回を迎えてから日が浅いのもあると思うが、未だに僕はつるちゃんの最期を受け止め切れていない。だから、アサヒがウルトラマンに変身した名がウーマン「グリージョ」(=つるちゃんの本当の名前)だと知った時、「アサヒの中でつるちゃんは永遠に生きてるのだな」と。つるちゃん、1300年前はウルトラマンだったのかな。いや、素質はあったけど、ウルトラマンに変身出来る条件に満たしていなかったと云うか、アサヒと出会って変われたのだろうな。アサヒがバトルステージの中で、「誰かを恨む心に、誰かを守りたいと思う心が負ける筈ありません!」と云う様な台詞を放つのだけど、「嗚呼、つるちゃんの事だ」と、胸が張り裂けそうだった。いや、張り裂けた。最後はニュージェネの先輩ウルトラ達も登場して、家族の絆で闇を打ち消す大団円。脚本も演出も期待以上の壮大なスケールで、正直混んでたから観るの止めようかと思ったけど実に感動的な公演でした。スーアクの丁寧で豪快なアクションも見事だったが、やはり湊兄弟(本物)の登場は迫真性に富む。フィナーレにステージから降りて、客席を周る演出があって、カツ兄とイサ兄が近くまで巡回に来て下すったのですが、御覧の通り映像でも十分ハンサムなのだけど、益々な美青年で危うく惚れるとこだった…。(単純) バトルステージを後にして、本命の「ウルトラQ」…と云うより、ウルトラマンアーカイブスの宣伝のコーナーを拝見。昨年11月17日に開催された「2020年の挑戦」上映会に登場したケムール人の展示と、モニターに映ってるのはイベント当日のPV(?)、今後発売予定のグッズ各種の展示。何が凄いって、ケムール人と共に展示されている観覧車の模型ですよ奥さん。観覧車の出現によって、世界観が一層深まっています。総天然色で確認すると、確かに観覧車はオレンジ色。そして、エキスポ開催地の後楽園は「2020年の挑戦」のロケ地。不思議な巡り合わせにキューン。真剣な眼差しでPVを見詰める少年にもキューン。(おい)

 

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↑ 出口にいました。次回の上映会とディスク発売の宣伝。ディスク発売日の2月20日は奇遇にも西條様80歳の御誕生日。

 

続いて、ちょっともう記憶が朧気なんスけど、2018年7月20日~8月27日迄開催されていたウルフェス。「ウルトラ兄弟の絆」がテーマで、展示内容は固定、ライブステージは前後半で内容が異なる。僕は第2部のみ鑑賞。放映中のルーブが主要の位置にいながらも、歴代ウルトラマンを尊重する演出が好印象で、血では無く絆で繋がっている兄弟の謹厳な公演。展示も同じく、過去シリーズに初登場し、今尚世に出続けている人気怪獣のフォトスポットから解説迄、充実の内容。目玉は特撮セットを模した巨大バトルジオラマですね。長時間見詰めても飽きる事は無く、発見が尽きない工夫が凝らされてる。メインの展示エリアと別エリアの分岐点にウルトラQの静止画がモニター幕に映し出されていたり、フォトスポットにガラモンが抜擢されていたり、大乱闘に紛れてペギラがいたりと、創始への敬意を目撃している様でした。主催がTBSである事も関係してるのだろうか。僕の様なウルトラQ好きにとっては足を運ぶ動機に成るし、ウルフェスで初めてQに触れる人もいるでしょうし、子供の付き添いで来た筈なのに、御父さんは失っていた童心が蘇るでしょう。今年のウルフェスは、改元して第1回目の開催なので、ニュージェネにメインスポットが当たるのは大前提としても、ウルトラマンアーカイブスの影響も加勢してウルトラQの新たな展開に期待が高まります。今年の夏も暑く(熱く!?)成りそうな予感…。

 

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↑ こんな感じで「悪魔ッ子」と「あけてくれ!」を除く『ウルトラQ』に登場した怪獣宇宙人がローテーションでモニターに映し出されていました。ここを裂いて通らないと他のエリアにはいけない仕様。(※御褒美です)

 

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↑ ウルフェスに一平くん現る!巨大ジオラマで「1/8計画」ごっこ。(笑) 西條様は『ウルトラQ』で戸川一平役をレギュラーで御務めになった後、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『ウルトラマンマックス』でゲスト出演、他劇場版も含め数多くのウルトラマンシリーズの作品に御出演なさりました。

 

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↑ 左上『ウルトラQ』レギュラー、右上『ウルトラマン』#10、左下『ウルトラセブン』#7、右下『ウルトラマンマックス』#29。+4本劇場作品、1本オリジナルドラマと幅広い年代のウルトラマンシリーズで御活躍。

 

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↑ フォトスポットに居たガラモンの造形は、恐らく「ウルトラQファイト」(2011年)の撮影に使用されたスーツ。

 


ウルトラQファイト