これでもくらえ

なにもかもウルトラQのせいだ

ウルトラQロケ地/後楽園ゆうえんち

 

ウルトラQ』より「2020年の挑戦」のロケ地、「後楽園ゆうえんち」に行って来ました。

 

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↑ 本編撮影の時間帯を尊重してロケ地巡礼も閉園間際の夜間に御邪魔!(嫌な客) 相棒は御存知ケムール君。

 

現在の正式名称は「東京ドームシティアトラクションズ」だが、カタカナばっかでちょっと何言ってるかよく解ンない☆ので、旧称の「後楽園ゆうえんち」に敬意を表して1965年当時の名称で表記致した御無礼を御詫び申し上げます。(棒読み) 従来は施設のリニューアルを繰り返しながらもファミリー層をターゲットとした子供向けの遊園地であったが、2003年にターゲットを社会人女性を中心に大人向け遊園地へと改変し、遊園地北側にショッピングモールやスパ等で構成した融合商業施設ラクーアを新設。同時に「後楽園ゆうえんち」から「東京ドームシティアトラクションズ」へ名称変更されたそうだ。後楽園ゆうえんち自体は1955年7月9日に開場、付近には嘗ての後楽園スタヂアムや競輪場、アイススケート場やボーリング会館と云ったエンターテイメント施設が盛況を博していた。時代と共に姿形は変貌を遂げているにも関わらず、大球場を中心に隣接する遊園地と数々の娯楽施設を併合する営業スタイルは、後楽園ゆうえんち開場当時と大差が無い様に伺える。「2020年の挑戦」の本編撮影はヤマダ・マサミ様の『ウルトラQ伝説』によると市川メモの記実から推測して1965年8月15日~23日。残念ながら、本編に登場したアトラクションは全て解体済みで現存しない。だが、"跡地"と云う形で聖地に足を踏み入れる事は可能だ。気絶した由利ちゃんが目を覚ますと、鳴り響くメリーゴーランドの音楽に、漆黒の闇を照らす目映いばかりの遊具。甘美な悪夢のクライマックスを飾る幻想的な世界が展開された撮影場所を1965年当時の遊園地マップから推測すると、現在地は「ラクーアゾーン」と呼ばれる2003年に開業したラクーア施設が栄える北側の遊園地エリアだと云える。後楽園ゆうえんちは、都道434号を隔ててエリアが分離された構造で、都道434号直下に形成された地下通路でエリアを往来する事が出来る仕組だ。施設は時代と共に改変を繰り返しているが、エリアの構造自体は当時と変わらぬ姿を見せている。

 

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↑ 1961年~1967年の後楽園ゆうえんちイラスト図。右側が、現在で云う所のラクーア側エリア。左がドーム側エリア。

 

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↑ 観覧車「ビッグ・オー」に搭乗して撮影が行われたであろうラクーアエリアを一望。左に少し見えるのが都道434号。

 

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↑ 「だいたいこの辺りに大観覧車があったんじゃない?」とケムール君。"後楽園ゆうえんち"の面影は皆無に近い。

 

大凡の推定によると、「ザ・ダイブ」と云う名のライドアトラクションの付近にケムール人が破壊した『大観覧車』ムーミンカフェ」の前辺りに淳ちゃんがケムール星から帰還した際に着地した『ティーカップが存在していたのではないかと思われる。僕は今迄、関連書籍の殆どがそうである様に遊具名は"コーヒーカップ"だとばかり妄信していたが、正式には紅茶のカップを模した"ティーカップ"と云う名が正しい。大観覧車とは名ばかりで、ケムール人の巨大化した体長30mと比較すると分かる様に、現在ラクーアに存在する観覧車の二回り程小さい小柄な観覧車だったのだろう。本編では、夜間撮影な点も踏まえて遊園地の全貌が不明瞭で位置情報が不十分だ。そこで、本作の撮影が実行された1965年に製作された映像作品を模索した所、斎藤武市監督の『父と娘の歌』がヒットした。嘗てクラリネット奏者であった父・道一とピアニストを夢見る少女・紘子の葛藤と成長を描いた物語で、ピアノ演奏者の命である指を怪我して自信喪失に陥った紘子を慰めようと秘かに紘子へ想いを寄せる先輩の阿川が遊園地に連れて行く場面で、後楽園ゆうえんちが登場する。完全に撮影年が一致するのと、日中による撮影で多数のアングルを堪能出来るの映画は此の年だと恐らく上述の作品に限る。

 

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↑ 右上、大観覧車に搭乗する御二人。右下、背後に「2020年の挑戦」でも写り込むタコ型の不気味な遊具。左上、現ラクーアエリア。ティーカップ発見!左下、後方に大観覧車。日活名物(?)の浜田吉永コンビによる純愛シーン。

 

最後に、東京タワーからケムール人のカヨワイ頭頂部目掛けて照射されたXチャンネル光波が経緯が知りたくて、観覧車に乗って東京タワーを探したのだけど見つからず…(スカイツリーは居た) どうやら東京ドームホテルが邪魔な様です。ちなみに、東京タワーからラクーアまでの距離は約7km。僕は熟々、Kミニオードの威力を再認識したのであった。

 

余談:ロケ地巡礼…とか云いつつ1000000億年ぶりに遊園地で思いっきり遊んだら普通に愉しかった。後楽園ゆうえんちは何度か僕がまだ少女の頃に連れて行ってもらったのだけど、父上に楳図かずお先生の御化け屋敷へ無理矢理連れ込まれたり、母上に騙されて屋内ジェットコースターに乗らされたりで、思い出の半分は憎悪が混じったトラウマです。でも、どうも嫌いに成れなかった大好きな場所。嫌々乗ったアトラクションがどれも今は存在しないって云うのは寂しいなァ。今ならどっちも克服出来る気がするのに。減量中にも関わらず、クレープ買ってもらって御機嫌な僕ちゃん。寫眞見て気付いたけど、園内でずっとケムール君抱っこしてたわ\(^o^)/ ベアモデル製のジャイアントケムール、良いでしょ。一目惚れした御気に入りの坊やです。次後楽園ゆうえんち行く時は絶対くまさんのカステラが食べたいぞ。(デブ)

 

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父と娘の歌

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