これでもくらえ

独断と偏見で意見具申。主に鑑賞記録。日々研究。

大和田の夏『ゴジラ伝説2018』

 

2018年8月5日(日)に渋谷区文化総合センター大和田で開催された『ゴジラ伝説2018』へ行って来ました。

 

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クラシカルな伊福部昭氏の音楽にテクノポップな編曲が融和して新世界を産み出す「ゴジラ伝説」。チケット販売直後にぴあとかイープラスの一般販売のチケットは完売して、ヒカシューのFCか会場の事務室に残り僅かになり、最終的に何所も完売したそうで会場はほぼ満席。

今年の3月に下北沢で開催された『ゴジラ伝説Ⅴ 2018』のメンバーで内容も殆ど同様、主に「ゴジラ伝説V」の曲目で構成されていましたが、前回は会場がオールスタンディングでライブハウス、今回は区民センターのホールで、抱く印象は全く別物。客席の仕様も違えば舞台のスペースも違うので、舞台で繰り広げられた演出も異なる。

殊に感銘を受けたのは、前回演奏者のメンバーと平行して並んでいた小美人役のチャランポランタンの御二方が、今回はモスラの曲目で後方の高い位置から歌唱する演出は華憐で神秘的、如何にも荘重な空気が漂っていて、前回は感じ得なかった威厳に満ちていた。

ゴジラ伝説の案内人を担う井上さんのゴジラ作品と伊福部音楽に対する愛情と知識に満ちた解説は、井上さん独特の御優しい御声と雰囲気も相俟って心中に沁みます。

アンコールは、船上の音楽と怪獣大戦争のテンポアップで大団円。演奏関係ないですけど、健気に一人舞い踊る小美人にしか目がいかなかった。(可愛かった)

終演後、偉大な御方の御茶会に混ぜて頂き、貴重な御話を多数吸収して大變至福の時間で御座居ました。緊張してしまって(美味だったであろう)ケヱキと御茶の味が朧気だ!

 

余談:「ゴジラ伝説」に因んで、1994年に発売されたゴジラのポップアップ絵本『ゴジラ伝説』と1984年度作品のVHS『SF怪獣シンセサウンド ゴジラ伝説』。

絵本は、ゴジラが初上陸した大戸島、高圧電流攻撃、テレビ塔の襲撃、ラストの東京湾と云った1954年「ゴジラ」の名場面をポップアップで再現した作品で、音楽のゴジラ伝説とは無関係みたいですが、丁寧な筆の画に惹かれました。イラストは渡辺正美さん。

VHSは、井上さんがアレンジした伊福部音楽が挿入された各映画のハイライトが45分。

 

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