これでもくらえ

独断と偏見で意見具申。主に鑑賞記録。日々研究。

【7/23 追記有】東宝特撮「行け!クレクレタコラ展 ~ゴッドマン、グリーンマン、牛若小太郎も勢揃い~ゴジラはいないよ!」in 墓場の画廊(中野)

 

2018年7月12日~31日迄、中野に在する墓場の画廊で開催中の「東宝特撮『行け!クレクレタコラ展』~ゴッドマン、グリーンマン、牛若小太郎も勢揃い~ゴジラはいないよ!」に御邪魔しました。

 

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フジテレビ系にて1973年~74年に放映された東宝特撮『クレクレタコラ』を主体に、日本テレビ系にて放映された『おはよう!こどもショー』内のコーナードラマである『行け!ゴッドマン』(1972年~73年)、『行け!グリーンマン』(1973年~74年)、『行け!牛若小太郎』(1974年~75年)の"行け!シリーズ"("おはようヒーロー"とも呼称されているのか?)が集結した展示+関連グッズ即売会です。

孰れの作品も共通点は、同時期に放映された昭和の東宝特撮である事と、1話約5分枠な点。

タコラは以前にココで駄感想をボヤいた様に、全話DVDで拝見したのだけど、恐縮ながら、ゴッドマングリーンマンは傑作選DVD「行け!行け!ゴッドマン&グリーンマンBOX」「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX」を不揃いに鑑賞、小太郎も刊行延長した「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX」で観始めた程度で全話チェックし切れてない状態。(石投げないで)

怪獣プロレス番組『ウルトラファイト』同様の『レッドマン』の後番組の遺伝子を引き継いだゴッドマンは、唐突に怪獣が(ほぼだいたい)子供の前に現れ、ピンチを前にしてゴッドマンが登場して闘うシンプルな展開でドラマの内容が薄い。主題歌の歌詞に「~地球があぶない」とあるが、どう見ても変態の内輪揉めなので地球は決して危うくないのだ。

で、グリーンマンは悪と善の出現理由が明確になったドラマ仕立て、ストーリー展開が生まれて見応えが増進してる、けどやはり3話完結なのが歯痒く思えて。

そして、怪獣路線から妖怪路線に一変、旅物語のドラマ仕立てで1話完結、毎回ゲスト妖怪が登場するのに落ち着いたのが小太郎だ。

4作を比較するのは邪道だと承知の上だが、ゴッドマンが3話もしくは6話、グリーンマンが3話完結する構成なのに対して、タコラと小太郎が起承転結を1話に濃縮させているのは評価したい。

 

展示会の方だが、予想以上に手塚昌明監督の「行け!ゴッドマン」(2008年度作品)要素が多いのが第一印象で、実際に外からも伺えるショーケースに展示されているゴッドマンのスーツも新作ゴッドマンのスーツ。

 

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他、丁度ツノジラスと戦闘中の画コンテ、キャストスタッフサイン入りの台本、実際に使われた?プロップは、新作ゴッドマンの展示。

グリーンマンのマスクは、1973年~当時物でゴッドマン2008でも流用されましたね。

 

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一応主役(爆)のタコラは、アクターの花巻五郎さんのサイン入り(と云うより名書き?)の台本、小太郎からは企画書。

 

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あとは各々音盤、トイ、食器、文具、外で眺めているだけでも十分な内容。

 

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中は撮影スポットと寫眞パネルの展示、物販スペース。

 

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一見、カオスな此方のエリア。グリーンマンブルーバックを破り出て来る登場場面(自分で説明して自分でもよく解らなくなってきた…)の撮影スポットが特に異質。

 

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何故再現しようとしたんだ

 

もうどんな顔して撮影に挑んでいいのか解らないし、完全に苦行なので僕はスルーしました。

そして隣には、ゴッドマン2008で実際に使用されたゴッドクラッシュ。(無造作に展示)

 

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余りに無防備過ぎるゴッドクラッシュに困惑、さっきの撮影パネルと云い、この画廊大丈夫かとそろそろ心配になってきたが、先に進む。(ちなみにゴッドクラッシュは「触れん触れん」と恐縮しながらもちゃっかり御触りした。軽かった。)

 

寫眞パネルは壁一面に展示されていて、半分ぐらいゴッドマン2008。

 

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先日、手塚監督が来店なされた様で来客用のメッセージスペースにサインが!

 

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最後に展示会の主役であるタコラのデザイン画。これはDVDの特典か何かで初見ではないけど、ビラゴンの隣にいる「おとら」はモンロちゃんの初期設定?フォルムが同じだ。

 

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追記:7/23】タコラの造形を担当したツエニー代表の村瀬継蔵さんはタコラ、チョンボ、モンロ、トロロのみで、他のキャラクターは記録がない為に推定だが、東宝特撮美術部の仕事みたいですね。

そして、ファンシーで軟らかいタッチのデザインを担当したのは、当時東宝美術スタッフだった村瀬継雄さん(村瀬継蔵さんの実兄)でした。タコラは村瀬兄弟の手によって創造されたんだなァ。(孰れも東宝特撮公式のビジュアルブック情報)

なので、私が"少しグロテスク"と指摘した際に頭に浮かべて居たトリオ怪獣は村瀬継蔵さんの造形では有りませんでした。(誤解を招くので、問題の記載は削除しました。大変失礼致しました。)

 

案の定、物販で散財したのは云う迄も無く...(爆) 御気に入りは、プリケッツのソフビとTシャツ。

 

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4作品の中だと、グリーンマンが一番好きな僕ちゃんです。

神秘的なロボット生命体で、内臓が機械で血の匂いがしないですし、シャープなマスクに長い赤毛、派手なのに上品で絶妙な存在感が良い。(微エコーが最高)