これでもくらえ

なにもかもウルトラQのせいだ

ミュージック・グラフ/フォノシート「ウルトラマン きりぬき大怪獣」

 

1966年12月1日初版(同年12月22日再版)、ミュージック・グラフ「ウルトラマン きりぬき大怪獣」に付属されたフォノシートのみを入手・拝聴しました。

 

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ウルトラマン放映時にクリスマス商戦も絡めて(?)発売された梶田達二氏による全身切り抜きのイラストカード集に付属していたフォノシートで、「♪ウルトラマンの歌」と、ムラマツキャップで御馴染み小林昭二氏ナレーションの新録ドラマ『怪獣ランドめぐり<怪獣の声がいっぱい>』が収録されている。
言わずもがな切り抜きカード絵本の本体と付録「怪獣あそび大パノラマ地図」の完揃いだと今は5万円前後の相場でしょうか、フォノシートだけなら1000円前後かな。

確かに、梶田達二氏による躍動感溢れる質感が眩しいイラストの数々は凄い。

実物は未拝見ですが、ヤマダ・マサミ様著作の『ウルトラ時代』で大きく掲載されていて思わず歓声がこぼれてしまう程に圧巻の存在感を放っていた為、印象深く記憶に刻まれた。

 

でも、フォノシートも負けじと新録で、構成は円谷特技プロダクション、ナレーションのムラマツキャップが、夢の"怪獣ランド"へ誘う約5分15秒のオリジナルストーリー。

轟く怪獣の鳴き声……(ネロンガアントラーレッドキングか?)、透かさず耳に流れる「2020年の挑戦」の「♪メリーゴーランド」の遊園地らしい雰囲気作りに続いて「やあ、皆さん!この怪獣ランドによく来てくれました。私は科学特捜隊のキャップ、ムラマツです。ほらほら、聞こえるでしょう?怪獣どもの叫びが…。はっはっは、ビクビクしなくても大丈夫。私の傍にピッタリくっついていれば何でもないさ、それでは出かけましょう。」と、キャップの御出迎えを合図に『怪獣ランドめぐり』の幕が開けた。それでは、御言葉に甘えてキャップの傍にピッタリ…以下自重

怪獣ランドからは、ネロンガ、バルタン、アントラーグリーンモンスレッドキングギャンゴペスタージラースガマクジラドドンゴベムラー、ラゴン、ゲスラガボラミイラ人間ピグモンが順々に登場した。全員、第一クールに登場した怪獣達だ。

キャップが怪獣の名前と怪獣の簡単な紹介や特徴を優しく語り掛けてきたり、時には怪獣に驚いたり、まるでキャップと二人きり♡で怪獣ランドを巡回している様な擬似体験を味わえる。

中でも印象に残っているのは、ガマクジラが「女性の敵」なのに対してチョコレートの原料カカオ豆が好物なゲスラを「子供の敵」と表現して「特捜隊の代わりに皆でゲスラをやっつけに来て下さい」と云うキャップの台詞はユニークで夢があって秀逸。

最後に登場したピグモンに対しての「御覧の通りチビですから、役に立つ事も無くてね」の台詞には、少しだけ引っ掛かりましたけどね。(きっと捉え方の問題で、悪気は無いンだろうが)

「さあ、それじゃあ怪獣ども!もう一度大声で吼えてフィナーレを飾ろう!」と云うキャップの合図で吼えたのは、ネロンガベムラーアントラー

キャップの呼びかけを寛大にスルーした怪獣が多数おりますが、まァ参加者全員吼えたとこでカオスでしか無いので、空気を読んで黙った怪獣が多数いるって事で。うんきっとそうだ、そうしとこ。

 

そして、怪獣ランド巡回中に選曲されたのは「ウルトラ作戦第一号」の「♪戦い」。

「♪メリーゴーランド」から一変して怪獣の迫力を訴える描写が好印象で、ナイスチョイス。

ちなみにドラマの前に収録された「♪ウルトラマンの歌」は2番のみでした。

 

余談。本とフォノシートが揃っている完品を入手出来れば一番良いのですが、収集家でも何でも無いので拘りも無く気に成ったモノを手当たり次第に買ってるとどうしても(御値段的に)本よりシートの方が増えてきてしまって、そんなに量がある訳でもないけど収納が悩ましいですね。どうやっても痛みそうで怖い。

少し前にフォノシート専用の収納ファイルがあるのを知って探してますが、なかなか見つからないので良くないなァと不本意ながら、ドキュメントホルダーに丸投げ。要改善ですな。

 

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