これでもくらえ

なにもかもウルトラQのせいだ

朝日ソノラマ/ソノシート「マイティジャック」(緊急出動!)

 

朝日ソノラマソノシート「マイティジャック」(緊急出動!)を入手・拝聴しました。

 

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A面、♪「テーマソング」(主題歌:マイティジャックの歌)、♪「進め!マイティジャック」

B面、ドラマ「緊急出動!」収録。

戦え!MJ放映開始以降の、昭和43年7月16日発行。

ドラマは、金城哲夫氏によるオリジナル脚本で、出演者はオリジナルキャスト。

ブックレットの絵本は物語に沿った挿絵などは梶田達二氏、中西立太氏が画筆を揮う。

 

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― 南太平洋で発信された嘘のSOS電波は、QがMJ号を誘き寄せる為の罠だった。

SOS電波で出動したMJ号のピブリダーとQのムササビが戦闘の間、日銀の大金庫から2万tの金塊を強奪し、サラマンダー戦艦を使って東京侵略を目論む。

MJ号に匹敵する大戦艦サラマンダーとMJ号が東京上空で大空戦を勃発させるのだが………

 

ドラマ「緊急出動!」は約7分程、表紙には堂々と当隊長(二谷英明氏)がドヤ顔で掲載されているにも関わらず未登場\(^o^)/

当隊長どころか、レギュラー隊員は11人なのに、出演はアマダ副長(南廣氏)、ゲン(二瓶正也氏)、玉木(田中淑隆氏)めぐみさん(久保菜穂子氏)、六さん(福岡正剛氏)の4人+ナレーター(中江真司氏)始末である。

物語は大まかに、大戦艦の製作費用の調達に金塊を窃盗したQが序に東京も侵略しちゃお!といった内容で、誤報のSOS電波を発してMJ号を遠ざけると云う、Qの入念な計画性が窺える。

罠に引っ掛かり出遅れているMJに御満悦なQのボスがマヌケなMJめ!調子にのって罵倒(独り言)するものの、あっさり弱点バレて笑った。

金塊積んだサラマンダーに時限魚雷ぶち込んで爆破させたまでは良いとして、問題の金塊どうなっちまったんだ?!と云う疑問はそのままめぐみさんの声に同調するが、「いずれサルベージ船に引き上げてもらうさ」ってなんて無責任な副長でしょう(笑)

わたし的には日本の財産がQの手に行渡るよりも、海に流されて行方不明になる方がよっぽど怖いンですけど(爆)

 

御世辞にも佳作…とは言い難い妙味に乏しいストーリーではあるが、 どちらかと云えば戦え!MJ寄りと云うか、複雑化せず蟠りが残らない痛快な結末。

異彩を放ったマヌケなQの、大戦艦サラマンダーのメカニックは秀逸だ。

未確認だが、恐らく成田亨氏の技巧で、MJ号に劣らないシャープなボデーに冷々たる豪快なデザイン、梶田達二氏のダイナミックな画に圧巻!

終いに、核融合反応を利用した動力が科学的で痺れた。壮大な戦艦には不相当の最期が虚しい…

合間に交えたナレーションの解説、冨田勲氏による世界観が物語へ活気を激成した様に思う。

 

 余談。絵本を開いて直ぐ目に留まった大伴昌司氏による「MJ号完全図解」が精良過ぎる。

テレビ版で公表されていない"隊員居住区"に動揺を隠せない。

個室なのか?共同部屋なのか?妄想が止まりまへん……