これでもくらえ

なにもかもウルトラQのせいだ

朝日ソノラマ/ソノシート「ウルトラQ」(恐怖の死闘!ナメゴン対ゴメス)

 

朝日ソノラマソノシートウルトラQ」(恐怖の死闘!ナメゴン対ゴメス)を購入・拝聴しました。

 

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ドラマ「恐怖の死闘!ナメゴン対ゴメス」、主題歌「大怪獣の歌」「ウルトラマーチ」を収録。
ソノシートと別に、数ページのブックレットが付属している。

 

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こりゃたまらん!(;゚∀゚)=3

朝日ソノラマ様様、何と言ってもウルトラQ御三家(+デスク)のキャスティングで録り下ろしたオリジナルストーリーのドラマ「恐怖の死闘!ナメゴン対ゴメス」が豪華過ぎる。

脚本は金城哲夫氏によるもので、死闘の舞台は伊豆大島三原山

銀座のド真ん中にロケットのカプセルが飛来、宇宙局によると正体は我が国が火星へ打ち上げた火星ロケットが、金色の玉1つ添えて火星人によって送り返された!と言う、テレビ版ウルトラQ「宇宙からの贈りもの」を彷彿とさせる幕開けだ。

序盤から異様にドモる一平くんとドモる一平くんを茶化す淳ちゃんの掛け合い……こりゃたまらん!(2回目)

同時に、突如爆発した三原山の噴火口からゴメスが大暴れしているスクープを夕刊に載せたい由利ちゃんが、淳ちゃんと一平くんの元へセスナの出撃を依頼。

大島へ向かう途中、デスクから由利ちゃんの元へ、宇宙局から国連宇宙開発基金の1億円(紙面には千万ドルと記載)と金色の玉を盗んだギャングがセスナで大島方面へ逃亡しているとの連絡が入った。

3人はゴメスの序でにギャングのスクープも抱え大島へ急ぐが、ギャングが乗ったセスナの追跡を図るジェット機の編隊が容赦なくギャングのセスナを攻撃して操縦不可能となったギャングが噴火口に転落した勢み(噴火熱)によって、金玉が孵化→ナメゴン爆誕

奇跡的遭遇を果たしたゴメスとナメゴンの世紀の対決を淳ちゃんが無線機でデスクに状況報告するのだが、淳ちゃんが完全にプロレス実況者\(^o^)/

そしてナメゴン派な由利ちゃんゴメス派な一平くんのヤジ笑った。

「火星野郎なんかに負けたら承知しねえぞ!」って一平くん、どの立場から言ってるんだ......(ペンダントの恨み?w)

ここでナメゴンをゴメスを倒す為にやってきた「宇宙からの贈りもの」と称する由利ちゃんに感無量。

 

対決の終末は、断岩に追い詰められたゴメスが海に落ちて、追ってきたナメゴンが同じく海に落ちて海水に溶ける…という痛快なエンド。

そしてここで終わらせないのが、ウルトラQナメゴンとゴメスの死闘から、原水爆弾戦争の愚かさをエンディングナレーションの様な形で警鐘。調停的な趣意で語られる金城哲夫論が伺える。

ナレーションの主がテレビ版で御馴染みの石坂浩二氏では無く、死闘を目撃した淳ちゃんの声という点に迫真性を感じたね。

前文に記した通り一平くんと淳ちゃんの微笑ましい掛け合いは勿論、ゴメスを前に動じない由利ちゃんの男勝りな行動も好印象でした。

 

紙媒体の方は、御約束のドラマに沿った文面とイラストが掲載されているが、御三家が未登場なのもあって、辻真先先生による「SF辞典」や「映画に見るモンスター世界地図」「モンスター王国 コミックスブックの怪物たち」の方が濃厚で読み応えを感じたのは否めない。こうしてウルトラQの枠を抜けてSF沼に沈むわけだな

 

何はともあれ、一平くんの録り下ろしってだけでもう十分、有難う御座居ます。

朝日ソノラマ万歳!