某A氏の独白帳(仮)

独断と偏見で意見具申。空想特撮シリーズを始めとした特撮作品の鑑賞記録など。ネタバレ含。

ドラマ「怪獣倶楽部」創刊号『狙われた街』(第1話)

 

MBS/TBSドラマイムズ「怪獣倶楽部」創刊号『狙われた街』(第1話)の感想です。

 

本作は、1970年を舞台に一般的に"子供向けテレビ番組"と部類されるウルトラシリーズ、怪獣を愛して止まない青年達が集い「怪獣倶楽部」の制作過程を友情や恋を交えながら描かれた青春ドラマだ。

「怪獣倶楽部」は竹内博氏が設立したと言う且つて存在した同人誌を題材としている。

怪獣を取るか?ガールフレンドを取るか?という問い、お前らは余裕で怪獣だろうな?(威圧)

 

物語は集い場としてノスタルジックな喫茶店がホームベースに。

フィクション要素が多く、登場人物も架空だが個々担当事項や得意分野といった個性がコミカルに描かれていて見応えがあった。

現代のオタク大衆化()な時代と異なり、いい年した大人が子供番組を観る事すら反感の目で見られていた時代を背景に構成されたドラマは新鮮な印象を覚える。

特に、ビデオが無い為に怪獣倶楽部のメンバーが脳内再生したりテープに録音して再生(勿論音だけ)したりとジェネレーションギャップが止まんねえ

自分は当時から特撮を愛するマニアの方へ頭が上がらない事が度々あるのだが、そりゃ頭上がるはずねえよ。この熱意の差はそう縮まんねえわ。

同人誌を制作していく上で語られる「狙われた街」個々の考察に対しては、ファンなら熟知している様な内容だったが、改めて聞いても重厚で感慨深い。

特にテーマと成っている人間同士の信頼関係を、そのままドラマへ生かした点もユニークだ。

ファンサであろうオマージュは不覚にも高揚させられたね。(特にリョウタに対して疑いの情を抱く怪獣倶楽部一同、照明の演出を表現した点。)

 

「狙われた街」という事で登場怪獣のメトロン星人が常にリョウタの傍に佇んでいたけど、あれはマスコット的な扱いだろうか。 

 

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新手のレンタル彼氏かな?とか思ってごめん

 

必要以上に付かず離れずな立ち位置が意外と心地良いのかも知れんね。

最後には主役が怪獣に感謝するという度肝を抜く幕閉じでありましたとさ。イイハナシダナー