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某A氏の雑記帳(仮)

独断と偏見で意見具申。主にゴジラ、空想特撮シリーズ等、特撮作品の鑑賞記録。他、色々と。

映画「ゴジラ対メカゴジラ」(1974年 東宝)

 

監督・福田純(本編)、中野昭慶(特撮)
ゴジラ対メカゴジラ」の感想です。

 

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ゴジラ生誕20周年記念を迎えた、ゴジラシリーズ第14作目。

沖縄を舞台とされ、登場怪獣も沖縄の聖獣シーサーを怪獣化したキングシーサーが本作にて初登場となる。

大爆発に続いてダイナミックなタイトルバックに衝撃に続いて切り替える様に急展開する佐藤勝氏の音楽が、観客をエキゾチックな世界へ誘う演出が見事だ。

 

沖縄海洋博会場建設現場の洞穴で発見された壁画から解読された予言が現実に起こり始めたと同時に、地球征服を企む大宇宙ブラックホール第3惑星人が、地球で最強とする怪獣ゴジラを倒すべく兵器としてメカゴジラを建造する。

メカゴジラの無機質な造形美は、非常に秀逸で有る。一見して銀色に伺える胴体でさえ、目を凝らしてみると宇宙金属のスペースチタニウムを彷彿とさせる絶妙な色合いを光らせている作り込まれた設定に魅了された。

個人的だが、ゴジラの皮を被ったメカゴジラが好きだ。鳴き声を聞けば直ぐに「ゴジラでは無い」判断がつくのだが、それ以上に機械的な動作に痺れたのだ。

東京湾の石油コンビナートを放射火炎を発した際に、背ビレの発光と共に色が黄色な点、また細かい。

姿を露とするまでの過程だけでも娯楽性に富んでおり、十分に堪能出来るのだが、更に変貌を遂げたメカゴジとのバトルは快調な音楽の効果も有り大興奮ものだ。

アンギラスの事は何も言うなよ絶対だぞ

 

怪しく登場する為に地球侵略側と思われた岸田森氏演じる国際刑事警察捜査官の南原の役柄が美味し過ぎる。「正体不明」というだけで怪しげな魅力を放出なされているといのに、岸田森氏独特のミステリアスさが存分に活用されている配役だと思う。

20周年という事もあってなのか、ゴジラシリーズ初期に活躍した平田昭彦氏と佐原健二氏が久々に出演しているのが喜ばしい。

 

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破壊的に美しかった青年もすっかり貫禄の有る中年に仕上がってしまって…おっと口がうっかり滑……

その優れた頭脳を宇宙人に悪用されてしまった宮島博士は、独自で宇宙金属を利用し開発した秘密兵器である特製パイプの電磁波で大宇宙ブラックホール第3惑星人基地の計器破壊に成功するという快挙を成し遂げる。

 

メカゴジとの決着の闘いで、眠りから呼び覚まし召喚されたそれ程活躍を見せないキングシーサーとメカゴジが熱戦を繰り広げる中、古代人の予言通りにゴジラが発光した海から派手に出現した鬼気迫る演出が素晴らしい。

メカゴジの攻撃描写は凄まじく、ゴジラ流血する事態に及び苦戦を見せる両者だったが、落雷を浴び全身に磁力を帯びた特性体質を利用しメカゴジを引き付け首を捥ぎ取り機能停止に成功したのであった。

 

それにしても、キングシーサーのテーマ的な曲がいきなり始まったのは笑った。

どうやら「ミヤラビの祈り」と言う曲らしいが、モスラの歌の様に神秘的な曲調とは異なり、かと言って沖縄民謡に沿った曲調でも無く唯一浮いた場面として印象に残っている。

終わったか思たら2番始まったしな

 

 

 

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