某A氏の独白帳(仮)

独断と偏見で意見具申。空想特撮シリーズを始めとした特撮作品の鑑賞記録など。ネタバレ含。

快獣ブースカ「ブースカの大冒険」放映9話

 

快獣ブースカより、放映第9話(制作第12話)「ブースカの大冒険」の感想です。

 

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小田急ロマンスカーで箱根へ向かう大作とクラスメイト、保護者に大作の父が同伴している。(車両は「あけてくれ!」で御馴染みの小田急3100形だ。)

車内販売でブースカがおにぎりを注文していたのは衝撃的。ラーメンじゃないんかい。

箱根まで遠出しといて「探検ごっこ」を行う一同は、(というよりブースカの鼻が)奇妙な卵を発見。噴出する硫黄の中に浸したまま放置した事により、卵が孵化し中から怪獣イモラが出現する。

 

一方で、真夜中に泥棒がダイナマイトの窃盗を働いているのだが、ただの海賊コスプレをした鈴木和夫氏と大村千吉氏で笑った。

それにしてもブースカは、泥棒遭遇率が異常である。

そして泥棒に利用される流れは御約束になってしまっている。今回も窃盗に巻き込まれ、監禁されてしまうのだが、想定内だ。(おい

弱点で有る、ブー冠が完全に落ちて一切身動きが取れなくなってしまうブースカは今回が初であろう。

 

ブースカのいない大作一同は怪獣退治に出動し、風船爆弾(←いつの間に用意してたの?w)で攻撃を試みるが一切効かずむしろイモラを激情させてしまい石油コンビナートが炎上。

それを目の当たりにした大ちゃんは「手強い相手だ、皆注意しろ!」と大口叩いてますが、この期に及んで何を言うか。

子供達が死に際におるというのに、大ちゃんの父上はパトカーで怪獣の物真似ですからね。

 

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こんなパパ絶対やだ

 

今回の見所はやはり怪獣イモラの登場に尽きる。

胴体はバニラ(ウルトラマン)の改造だという造型は、悍ましい数の角が生える顔面とパワフルな動作に凶暴的な一面を感じたが、愛嬌の有る目と独特な足音が憎めない。

孵化した際にヌメヌメと怪しく光る体液が不気味加減を増す良い演出だった。

そして怪獣を目撃した大作一同は大興奮で、避難を急いだり、逃げ回る人々描写などは皆無で悲観的な描写が一切見受けられない。

あくまで憧れの怪獣を目撃した子供達の夢物語の様なストーリーであった。

 

ブー冠を取り戻したブースカは、ダイナマイトを使いイモラの退治に成功する。

その後、怪獣を退治したヒーローを讃える子供達の描写よりもイモラが円形蛍光ランプ天使の輪っかを纏い天に召される場面に胸を打たれた。

怪獣とはいえ、弔いの気持ちを手厚く考慮した非常に美しい表現だと思う。

イモラよ、安らかに……

 

 

 

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