某A氏の独白帳(仮)

独断と偏見で意見具申。空想特撮シリーズを始めとした特撮作品の鑑賞記録など。ネタバレ含。

映画「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」(1972年 東宝)

 

監督・福田純(本編)、中野昭慶(特撮)
地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」の感想です。

 

f:id:zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz:20170406003402p:plain

 

新登場怪獣としてサイボーグ怪獣ガイガンを迎えた、ゴジラシリーズ第12作目。

売れない漫画家の小高源吾(石川博氏)と、マネージャーの友江トモコ(ひし美ゆり子氏)等が、ゴジラ塔が屹立する建設中の世界子供ランドの謎に迫る。

本作に登場するゴジラは、侵略者の手から地球を守る救世主(ヒーロー)として描かれている。(語弊)

 

ゴジラ塔のセキュリティ甘すぎ問題

世界子供ランドのシンボル兼、対ゴジラのレーザー光線を備えた侵略基地といった多様性を尊重された施設なのだが…

にしては警備が緩すぎませんかゴキブrM宇宙ハンター星雲人達よォ!

レーザー光線の威力は、ゴジラを瀕死に追いやるまで強力で、更にはゴジラゴジラ塔を撃破した場面も味わえ見応えもあった為、ゴジラゴジラの映像がユニークな点は好印象だった。

本作で子供が存在しないからだろうか?侵略目的こそ明確だったが、M宇宙ハンター星雲人が説いていた「絶対の平和」に設備された筈の子供向け施設「世界子供ランド」の世界観が曖昧で、建設動機が生温い。

 

ゴジラガイガン」と題しているが、地球怪獣(ゴジラアンギラス)対宇宙怪獣(キングギドラガイガン)のチーム対抗戦といったところだ。

誰だ!アンギラスいらねえつった奴、表出ろ!

ガイガンの造型はニヒルな存在感が目映く秀逸で、事例の無い不気味に光る単眼と殺戮性の有るギミックが搭載されたボディに一目で惚れ込んでしまったのだが、ガッカリしたのは、キングギドラの登場によって、ガイガンの恰好良さが最大限に生かされていない点である。まァ、ギドラが目立つ程に恰好良すぎるのがいけねえな

キングギドラを上回るとしたら、鉤爪状の両腕と腹部の回転鋸を駆使した惨忍な戦闘法であろう。

 

f:id:zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz:20170406031627g:plain

 

余裕でトラウマだわこんなん

 

そして何より衝撃なのは、ゴジラアンギラスが吹き出しで会話するシーンである。

コミカルな吹き出し噴出音も便乗し、流石にクソワロタ

やってしまったからには責任持って最後まで吹き出し会話シーンを貫いて欲しいところだったが(エ?)物語の終いには、恰もエンディング曲の様にゴジラマーチって(失笑)

良曲なのに、コレジャナイ感が否めなく惜しい。かわいいめだま~♪じゃないよ。

せめてアンギラスの名前だけでも呼んであげて

 

登場人物に置いては、殆ど見た目に飲まれてしまったが不気味な少年を好演していた藤田漸氏演じる須東会長に惹かれましたな。

まァ、芹沢博士を超える事はないが