某A氏の独白帳(仮)

独断と偏見で意見具申。空想特撮シリーズを始めとした特撮作品の鑑賞記録など。ネタバレ含。

映画「宇宙大怪獣ドゴラ」(1964年 東宝)

 

監督・本多猪四郎 (本編)/円谷英二 (特撮)、映画「宇宙大怪獣ドゴラ」の感想です。

 

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地球周回中のテレビ衛星がいよいよ日本上空に差し掛かろうとしたその時、突然謎の巨大な宇宙螢に襲われ、テレビ衛星は爆発。

やがて宇宙で見られた謎の物体が地球上でも現れ、人が宙に浮いたり、怪音が発生したり、建物が渦を巻いて崩壊したり、石炭が上空に吸い上げられたりと怪事件が発生。

謎の物体は、結晶構造学の宗方博士(中村伸郎氏)や国連科学委員会の調査によって、突然変異した宇宙細胞「ドゴラ」である事が判明する。

それと並行してして、世界各国の宝石店が襲撃され多量のダイヤモンドが盗難される事件が続発。

警視庁外事課の駒井刑事は、全世界に指名手配されている宝石強盗団一味の仲間と見込んだ謎の外国人マーク(ダン・ユマ氏)を追跡するが…

 

ジョー真木(天本英世氏)のキャラが強烈で本編に集中出来ません\(^o^)/

片言な日本語で一人称が「ミー」。最後まで国籍が謎過ぎた。

他にも、リアクションがダイナミック過ぎるサブ(加藤春哉氏)や、単独行動に失敗し見事悲劇のヒロイン(?)に仕上がった浜子(若林映子氏)といった個性の強いキャラが目立つ宝石強盗団がコメディ枠として笑いを誘う。

裏切り行為に走った浜子の役柄は、ヒロインである宗方博士の昌代(藤山陽子氏)と異なった魅力を持つ美しさを放っており非常に見惚れてしまった。美人が発する「畜生」に痺れるんだよぼかあ!

 

ドゴラの弱点がジバチの毒と判明し、上空で自衛隊対ドゴラ戦が繰り広げられる中、地上では駒井刑事等と宝石強盗団が並行して銃弾で撃ち合うクライマックスは見物だが、

宝石強盗団の最期が酷いwww

 

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流石の駒井刑事等もドン引きである。

 

駒井刑事等も迫っていた状況の中、苦汁の決断だったろうがあの距離はどう考えても行くべきではなかった\(^o^)/

ちなみに駒井刑事に雑魚呼ばわりされていた(爆)サブは奇跡的に生還しててワロタ。一緒に行動しなくてよかったね。雑魚でよかったね。

 

コメディ要素を含みつつもシリアスでアクションの富んだ秀逸なドラマ部と共に、エネルギー源吸収のみが目的である摩訶不思議な宇宙怪獣ドゴラの存在も双璧をなしていた。

初期は姿が見えない脅威として登場し、次第に科学者によって突然変異した宇宙細胞であると発覚、細胞が結合して巨大なクラゲ状に変化し宙に舞うドゴラの迫力には圧倒された。怪獣を感じさせない存在感がどこか神秘的な様にも思う。

渦を巻きながらお食事を嗜む姿に萌え~。

繰り返すようだが、ドゴラは、ワケあっての破壊や地球侵略では無くあくまでエネルギー吸収を行っていると表現した方が近い。

何故かピンポイントに破壊された橋に対しても、脅威を知ら占める意味深な行為の様に捉えるのは難しい。

ジバチの毒で結晶化した宇宙細胞は全滅、終いには「平和利用」に使われてしまうドゴラは人類に恐怖の余韻を残す事無く明るい雰囲気で幕を閉じる。

弱点がジバチの毒ってまさか過ぎたよ

 

 

 

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