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某A氏の雑記帳(仮)

独断と偏見で鑑賞記録。主にウルトラシリーズ、特撮映画。他、イベントレポートなど。

映画「大怪獣バラン」(1958年 東宝)

東宝 特撮 映画

 

監督・本多猪四郎 (本編)/円谷英二 (特撮)、映画「大怪獣バラン」の感想です。

 

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シベリア地方のみに生息する珍しいアカボシウスバシロチョウの発見地である東北地方、北上川上流の秘境で調査に向かった杉本生物研究所の所員である、新庄(伊藤久哉氏)と河田(桐野洋雄氏)が謎の死を遂げた。あそこで引き返せば良かったのに…(´・ω・`)

真相を求めて現地へ向かった杉本博士(千田是也氏)の助手の魚崎(野村浩三氏)、被害にあった所員の妹でもある東日本新報記者の由利子(園田あゆみ氏)、キャメラマンの堀口(松尾文人氏)の三者は「婆羅陀魏山神」(バラダギサンジン)、通称"バラダギ様"を信仰する悪趣味なお面を付けた岩屋部落の人々と出会うが、突如湖から眠りを覚ました怪獣バランが集落を破壊、必死に御祈りを続ける神主も死亡。

魚崎一同は、所員2名はバランの為に命を落としたものと確証し報告の後、陸上自衛隊が出動するもバランは攻撃に一切動ぜず、飛び去ってしまう。残念ながら、大興奮の飛行シーンはこれにて終了。

鑑賞前に登場怪獣で有るバランに期待し過ぎた感は否めないが、中生代の恐竜である設定を彷彿とさせる造形は非常に秀逸で、鋭い目つき、頑丈そうな表皮、特に背中の棘部は神秘的な美しさに見惚れるまでだ。(透明感が素晴らしい)

が、メインビジュアルで伺える飛膜を広げ勇ましく飛行するバランの印象が強すぎて、逃げ去ったとも捉えられる描写でたった一度のみしか登場しない飛行シーンは、なんとも愍然でならない。勝手に航空戦とか期待しちゃったのが悪いんだけどさ!

 

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バラン浮上の事態を重く受け止めた防衛庁は「バラン対策本部」を設け、航空自衛隊海上自衛隊を動員、間もなくしてバランが銚子沖に出現し、東京湾から羽田空港へ…遂に恐れていたバランの都心侵攻が始まる。が、大して暴れません。

上陸して間もなく芹澤藤村博士(平田昭彦氏)が原案した強力な爆薬に耐えた危機感に胸高鳴るや否や、杉本博士の案で習性を利用した照明弾をアッサリ飲み込んでしまい\(^o^)/

ただ、東京湾侵入の際に爆雷を利用した対バラン作戦の爆破は見事。効果的に思われた作戦が破られる絶望感に痺れた。

一瞬ではあったが、飛行する戦闘機から見たバランのカメラアングルも秀抜である。

 

本作は登場怪獣のバランにしろ、美しいナレーションで締めくくられた点にしろ、非科学的な「謎」が主題となっているように思う。

主役の魚崎は博士の助手という立場柄、確証出来ない事は信じない明確な設定が印象強い。キャスティングは迷子だったけど

 

バラン初登場は本作だが、自分の初見は「怪獣総進撃」

先に本作を見てればいいものの……第一印象が悪すぎたよね。

 

 

 

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