某A氏の独白帳(仮)

独断と偏見で意見具申。主にゴジラ、空想特撮シリーズ等、特撮作品の鑑賞記録。他、色々と。

映画「ハイハイ3人娘」(1963年 東宝)

 

佐伯幸三監督、映画「ハイハイ3人娘」の感想です。

 

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東宝配給、宝塚映画。主演である中尾ミエ、園まり、伊東ゆかりのスパーク3人娘他、クレージーキャッツ田辺靖雄スリーファンキーズなどの豪華なゲストを迎え、賑やかな青春歌謡映画に仕上がっている。

 

高校二年生である間宮京子(中尾ミエ氏)、天野千恵子(伊東ゆかり氏)、江藤悠子(園まり氏)は、歌好きな仲良し3人娘が主役。

ある日を境に、京子の元に決まって午後6時に怪電話がかかる。

「僕、あなたが大好きです。キスしたいぐらい好きです。」

こわい!!でも言われたい!!なんだこの説得力のある愛の告白!!嫌いじゃない!!

まァ今だとストーカーやらなんやらで厳重に対処されそうですが、これが原因で3人娘は犯人の捜査に出向く。

生徒や先生を疑いながら、最終的に犯人は同級生の内村満春(長沢純氏)折口敬治(手塚しげお氏)、浦太一(高倉一志氏)の3人に絞られたのだが…

犯人が内村クンとは\(^o^)/

 

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(御顔立ちが自分の趣味過ぎて死んだ)

 

バックノイズなどから推測したヒントが出されながらも、最後まで犯人が読めない展開だったが、振り返って観ると内村クンが電話の話題について絶妙な演技を披露されているのが伺える。

興味深いのは京子は飯田先生(高島忠夫氏)に期待を抱いていた点。まァ大人の先生に魅力を感じてしまう独特な時期ってあるよね。ワイは無かったけど。

最後、内村クンはキッスしてもらえたのかな?(重要)

 

此方まで胸が高鳴る程に眩しい青春物語を素晴らしい歌と踊りを織り交ぜテンポ良く描かれる本作は、隠れた名作として評価したい本格的な東宝ミュージカルでした。

序盤からミュージカルパートの豪華な演出に引き込まれ、興奮が冷める事無くむしろ向上しながらエンディングを迎える。

当時の喫茶店や街並みだけでも十分見応えあり。公衆電話に並ぶ人々の光景とか今じゃ絶対に有り得ないだろう。

ただ、最後のナンバーは強引すぎて笑った。

いきなり「では、いってきまーす!」ってなんだよ。流石に唐突過ぎたよ。w

ただ、テーマ曲でもある最後のナンバーによって起こる溌溂とした余韻が心地良い。

 

本作は、前日に鑑賞した同監督「若い仲間たち うちら祇園の舞妓はん」が面白かったのと出演者が魅力的だったので、鑑賞に至った訳だが、

マズいぞ…… 自分でも方向性を見失っているぞ……

とにかく、ヤッチンとスリーファンキーズがめちゃくちゃ可愛い(*´Д`)

 

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歌唱力に劣らず演技も言い分無し。中でもスリファンが学ラン姿で披露した「ナカナカ見つからない」が最高過ぎた。

あと、ゾウの鳴き真似する生徒が忘れられない。

 

 

 

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