某A氏の独白帳(仮)

独断と偏見で意見具申。主にゴジラ、空想特撮シリーズ等、特撮作品の鑑賞記録。他、色々と。

映画「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」(1966年 東宝)

 

監督・福田純 (本編)、円谷英二 (特撮)
映画「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」の感想です。

 

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南海の孤島を舞台にした、ゴジラシリーズ第7作目。

前作まで務めた本編監督が本多猪四郎氏から福田純氏、音楽担当は伊福部昭氏から佐藤勝氏へ交代している点から陽気な作風へ一変している。

 

ヨットが優勝賞金と言うのも斬新だが、3日間踊り続けるコンクールって何だよw

難破した漁師・彌太(伊吹徹氏)を捜索する弟の良太(渡辺徹氏)の方言癖が強かったり、良い奴なのか悪い奴なのか解らん金庫破りの銀行強盗・吉村(宝田明氏)だったり、個性豊かな登場人物が創り出すドラマ部は何事も上手く出来過ぎているが娯楽性が強く見応えがある。

それにしても、キャスティングが迷子で笑った

原点「ゴジラ」で悲劇の科学者(愛しの)芹澤博士を演じた平田昭彦様が、悪党で在る秘密結社「赤イ竹」の竜尉隊長として指揮を執っている。

しかも目には眼帯を装備・・・なんというブラックジョーク(爆) あ、でも位置は逆だw

 

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赤イ竹の基地で見つかってしまった吉村達に向かって「よく生きていたな…立て」と言い見下げる目と指揮棒を巧みにあしらう御姿が最高過ぎる。

控え目に言ってシバかれたい。

不敵な笑みが魅惑的で、発言も無条件に説得力があり違和感を感じながらも嵌り役でしたな。御馳走様でした…

 

更には、インファント島の小美人が、ザ・ピーナッツからペア・バンビに交代している。

これに関しては、前者の方が好印象で…残念な印象を受ける。やはりモスラの側近には、神秘的なオーラと魅力的な歌声が必要だと思う。ザ・ピーナッツの偉大さを改めて思い知らされた。

 

本作は元々「キングコング対エビラ」で企画が進行していたが、アメリカ側が難色を示した問題でゴジラに置き換えている為か、ゴジラのキャラも迷子である。

ヒロインであるダヨ(水野久美氏)を見逃した点も衝撃だったが、島の爆破を警告する声に素直に応じたゴジラも人間的でショックを受けた。

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このジャンプは悪意すら感じるぞ!w 可愛いから許すけど

 

ただ、雷を受け目覚めるゴジラには痺れた。勇ましく咆哮をあげる姿は胸が躍る。

対エビラは、序盤からキャッチボールかーい

キャッチボールが終わったかと思えば、エビラの「水をかける」が炸裂!w

ただのイチャイチャを見せつけられました\(^o^)/

異彩が目立ちますが(爆)見所は初の水中戦だったり、エビラのハサミを捥ぎ取る場面。

モスラに至っては、やっと目覚めた!と思いきや、救出役として出演。

一番よく解らなかったのは、突如現れた大コンドルである。ゴジラの目覚まし役だ。

 

原水爆の火は消えない」と締めにメッセージを残す描写もあるが、それよりも、吉村の足を洗う宣言の方にグッときてしまった。(おい

ラスト、爆破した孤島を後にインファント島へと羽ばたくモス

え・・・?

大コンドル・・・?

 

 

 

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