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某A氏の雑記帳(仮)

独断と偏見で鑑賞記録。主にウルトラシリーズ、特撮映画。他、イベントレポートなど。

映画「三大怪獣 地球最大の決戦」(1964年 東宝)

特撮 東宝 ゴジラ モスラ 映画 ラドン キングギドラ

 

監督・本多猪四郎 (本編)/円谷英二 (特撮)
映画「三大怪獣 地球最大の決戦」の感想です。

 

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本作は、「ゴジラ」の公開から10周年にあたる記念すべき年の公開で、東宝怪獣の集大成とも言えるエンターテイメント性の高い傑作。

ゴジラシリーズの第5作であり「空の大怪獣ラドン」「モスラ対ゴジラ」の続編にあたる。

御馴染みの俳優陣達だが、引き継がれているのはインファント島の小美人(ザ・ピーナッツ)のみかな。ヤヤコシヤー!

 

極秘に日本へ向かう途中のセルジナ公国のサルノ王女(若林映子氏)が搭乗した航空機を暗殺を企む一派が堕落させるが、サルノ王女は謎の声明に導かれて墜落から生還し以後自らを金星人と名乗る。

金星人は地球滅亡の危機を地球人へ只管訴えかけ、ラドンの復活とゴジラの出現を予言、終いには5000年前に金星を滅ぼしたと言う宇宙最強怪獣・キングギドラが地球を破滅へと導く事を断言する。

ラドンゴジラの登場に関しては唐突な気もするが、数々迫る異常現象の波に巻き込まれたという解釈に落ち着いた。

 

何と言っても、怪獣同士の掛け合いや戦闘が見物であるが、事件を追う刑事、記者、王女を追う暗殺団などのストーリー面も違和感なくマッチしており見応えがある。

本作は自衛隊が戦闘機で怪獣を攻撃する描写が無く、代わりに怪獣同士の戦闘が際立って印象に残るのだが、進藤刑事(夏木陽介氏)とマルメス(伊藤久哉氏)率いる暗殺団の拳銃戦も熱い。

 

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あ、あれ…ハヤt……

 

ゴジララドンモスラ三者が力を合わせてキングギドラとの戦いを試みる際に、ゴジララドンの間に立ってモスラが説得に入るのだが

「俺たちの知った事か、勝手にしやがれ!」

などと言った小美人の代弁クソワロタw

いやはやゴジララドンの"人間を助ける理由が無い"というのは正論で有りますが、今までメタファーとして語られていた物をこうして直接的に本人から語られると刺さりますなw

説得を聞き入れてくれないゴジララドンに対してモスラが一人でキングギドラへ立ち向かう勇敢な決断をするもキングギドラの引力光線に対抗する力も無く…この場面は非常に観ていて心苦しい。モスラの好感度だけが上昇したよね。

モスラの勇姿にゴジララドンが動かされたのか、戦闘に加わり異様な(爆)チームプレーを魅せる。

特筆すべきは、先程まで一向に話を聞き受けなかったゴジラが尻尾でさりげなくモスラを救助する場面だ。

 

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なんだこのツンデレは (惚れた

 

光線発射よりも岩石投げが目立ちキングギドラに押され気味なゴジラは過去作と比べると委縮している様にも思えたが、モスラの繭がかなり有能な事に気付いた。

本作はモスラの繭が有って成り立ったと言っても過言ではなかろう…

 

キングギドラと言えば、隕石から誕生するシーンは非常に盛大で衝撃的だった。

3つの頭部に2つの尻尾に、翼が生えボディは金色…ビジュアルも途轍もなく圧倒的な存在感がある。

だからこそ、決着せず逃げ去る様に宇宙へ変える姿はとても情けなくて後味が悪い様にも思えた。(あくまで個人の意見ですが…

ギドラ去り際に、三大怪獣が咆哮をあげているが、ここも是非代弁して頂きたかったよね~w

 

 

 

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