読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

某A氏の雑記帳(仮)

独断と偏見で意見具申。主にゴジラ、空想特撮シリーズ等、特撮作品の鑑賞記録。他、色々と。

映画「乱れる」(1964年 東宝)

 

成瀬巳喜男監督、映画「乱れる」の感想です。

 

f:id:zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz:20161108033724p:plain

 

衝 撃 過 ぎ る ラ ス ト

 

まさかの幸司自殺オチに開いた口が塞がらない。

ちょっともう、手のアップとか止めて頂きたい。胸が苦しい。

 

という事で、俺氏の心情が乱れまくった一作(爆)

酒屋「森田屋」の次男・森田幸司(加山雄三氏)が、所謂クソニー

日中仕事もせずに遊び耽る生活を送っている訳ですが、迫りくるスーパーマーケットの脅威に晒され、酒屋をスーパーに出来ないか検討するが、未亡人である義姉・森田礼子(高峰秀子氏)の立場が気にかかり、苦悩する。

そんな中で、幸司さんが告白するからパニックである。

礼子さんもパニックだろうが、こちらもパニックである。

わいも11歳年下の義弟に告白されてェ・・・!!!!!!!!!

 

幸司は一途で憎めない子供のような青年、礼子は真面目で嫁いだ家に尽くす純粋な女性。(まァ礼子も一途だ)

対照的な二人の恋愛描写は、立場や状況もありとても複雑である。

第一、義理の姉弟という時点でもう乱れとる。わたしは全然、いいと思うけどね。見てる分には。

郷里に帰る汽車、唯一微笑ましく鑑賞できたシーンかもしれない。

でもやっぱり恋人じゃなくて、姉弟な雰囲気がもどかしい…

仲睦まじい映像が続くもんですから、旅館で乱れてハッピーエンド♡程度に思ってたら、な ん だ よ こ の 鬱 展 開 

 

すっかり物語に心乱されて奪われてしまったのですが、本作のお目当ては森田屋の使用人・川俣を演じられた西條康彦様でありまする。

 

f:id:zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz:20161108043211p:plain

 

スーパーマーケットへの威嚇が最高すぎた

 

スーパー清水屋のテーマソング(笑)にオートバイで対抗、何より睨んだ眼つき…

ゾクゾクする……ぞ………!!!!!!!! そしてお辞儀に萌えた。

川俣クンは主に配達と店番の業務を行っていたが、やはりスーパーマーケットの影響で「俺…ボーイになろうかと思ってるんだ。…船のボーイだよ。」と、転職を検討する。

そして気付いたら森田屋を辞めていた\(^o^)/

船のボーイになったのかな?それはそれでおいしいね!

 

描写が細かく演技が問われる内容だと思うが、期待を裏切らぬ流石の一言。

特に高峰秀子氏の揺れ動く女心、古き良き女性像を完璧に演じておられる。

ラスト、髪が乱れなんともいえぬ複雑な表情をする礼子が美しい…こりゃ惚れるわ…

あとはまァ、悪魔ッ子登場クソワロタ

棒読み発動するかと思いきや台詞なし。よかったよかった

 

 

 

乱れる [DVD]

乱れる [DVD]