某A氏の独白帳(仮)

独断と偏見で意見具申。空想特撮シリーズを始めとした特撮作品の鑑賞記録など。ネタバレ含。

ウルトラマン「故郷は地球」放映23話

 

ウルトラマンより、放映第23話(制作第23話)「故郷は地球」の感想です。
棲星怪獣ジャミラ登場回。

 

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名エピソードと人気の一作。何度見ても考えさせられる。

本作の主人公はジャミラでもあり、イデ隊員であるとも言えよう。

 

謎の見えないロケットを相手に新兵器「スペクトルα線β線γ線」を開発するイデ隊員。本当に仕事が早いな…

ロケットは破壊され、姿を現したジャミラに対してマルス133で攻撃。

以上で、いつものイデ隊員は終了でーす('ω')ノw

アラン隊員から、ジャミラが実は人間衛星の宇宙飛行士である事が内密に知らされて、態度が豹変する。

 

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「俺やめた!ジャミラと戦うのはやめた!」

 

ジャミラと同じ運命になるかも知れないというのは、同じ宇宙で活動する立場だから言えたことであろう。

ジャミラの正体を明かすことなく、一匹の怪獣として葬り去れ」というパリ本部からの命令が残酷である。ジャミラは2度、母国に殺されたようにも思えた。

 

イデ隊員がジャミラに対して叫ぶ「人間らしい心はもうなくなっちまったのかよー!」

ハッとしたように留まるジャミラ…地球人だった意識はまだ残っていたのだろうか。

水のない星で育ったジャミラは火には強かったが、水には弱く、人工降雨弾とマンのウルトラ水流に苦しむ。

ラスト、国際平和会議場で無念の泣き声とも捉えられる呻き声を響かせながら、もがき、泥だらけになりながらダウン。このシーンは胸が苦しくなってしんどい…

 

ジャミラに容赦なかったマンも、なんかよく分からん美化された言葉を並べるムラマツキャップも悪役にしか見えない。というか、イデ隊員以外、偽善者に過ぎなかった。

 

墓碑を前にして、イデ隊員が言う。

「犠牲者はいつもこうだ。文句だけは美しいけれど」

わたしは惚れた。

・・・こんなシリアスなイデ隊員、見たことがあっただろうか?

無駄にイケボとか出さんでくれ~!なんか違う感情でてきちゃうから~!(おい