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某A氏の雑記帳(仮)

独断と偏見で鑑賞記録。主にウルトラシリーズ、特撮映画。他、イベントレポートなど。

朝日ソノラマ/ソノシート「怪獣解剖図鑑」

ソノシート 書籍

 

朝日ソノラマ「怪獣解剖図鑑」を購入・拝読、ソノシートを拝聴しました。

 

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本題の書籍である「怪獣解剖図鑑」と題して、"15大怪獣の解剖図解"と"32大怪獣の大画報"が掲載されており、ソノシートは付録として付属。

構成や解説は、大伴昌司氏によって手懸けられ、挿絵は、遠藤昭吾氏、南村喬之氏、中西立太氏、梶田達二氏によって描かれている。

ウルトラ怪獣のみならず、ゴジラキングコング、日活怪獣のガッパや大映怪獣のガメラやギャオス、古代の恐竜までもが掲載された集大成本だ。

 

「解剖図鑑」以上にトキめく文字の並びがこの世に存在するのだろうか?

映像化されていない、まだ見たことのない怪獣の内部にゾクゾクと胸高鳴りながら本誌を手にした俺氏は、恐らく当時の少年達の心情と同じだと思う。

 

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動作のある画から露になった怪獣のカラフルな臓器は芸術の域に達している。

 

先ず本誌を開くと、怪獣の解剖図解と題しているにも関わらず

1ページ目からウルトラマンの図解で笑った

 

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容赦無く急所狙いの「ウルトラ水平うち」「水爆頭突き戦法」と言った、あえてメジャー技では無く、肉弾的に攻めているなんかこわいマイナー技の紹介図がシュールだ。

怪獣相手には手応えあるだろうが、怪獣ごっこで真似したりしたら大惨事になりそうだな…

 

大伴昌司氏が記した怪獣の存在を架空では無く合理的に発表している「怪獣科学知識」が秀逸で感動したのは言うまでも無い。自分も含め、どれだけの怪獣好きに夢を与えたであろうか。

氏の怪獣に対する見解は尊敬に値するし、今後も同様の精神で怪獣と向き合っていたいと考えた次第である。

 

大伴氏が主張する怪獣に対する見解の象徴として、解剖図録の中に「ウランぶくろ」や「エネルギーぶくろ」といった謎のふくろが存在する。

これは人間にはない臓器では有るが、怪獣が熱線などを吐き出す際に必要とするのだ。

実際には無い臓器を構成する事によって、架空の怪獣が恰も存在しているかの様に描いた発想に再び三度敬服した俺氏であった。

 

臓器では無いが、キングギドラの尾部位に聞きなれぬ呼称を発見。

 

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これはひどい

 

「刺されたら基地外になる」針なのだろうか?説明も一切無い為に謎は深まる(爆)

 

後半の決戦大画報は、怪獣同士の対決がオリジナルストーリーに描かれていて、例えば「海中の大決闘」と題してゲスラスダール、ボスタングが対決してボスタングが南海の王者になったり強烈で衝撃的な内容が濃縮されていて面白い。

 そんな独創性溢れる世界をビジュアル化した大迫力な挿絵が実に見事で有る。

 

ソノシートの方は、ドラマ「怪獣オリンピック」「キングコング対ゴジララドン」「ガッパ大いに怒る」うた「ウルトラマンの歌」のドラマ3本、歌1本収録。

 

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「怪獣オリンピック」は以前手にした「復活ソノシートドラマ」で拝聴済み。

やはり、怪獣オリンピックなのにウルトラマン出場は御門違いだろうよっていうのが感想である(爆)

「ガッパ大いに怒る」は、日活「大巨獣ガッパ」を凝縮した内容だったが、破壊音と鳴き声の迫力、そしてナレーターの力演が光っていた。

そして問題の()「キングコング対ゴジララドン」が実に驚異的である。

人間の味方として毎日東京湾埋め立て工事をせっせと手伝っているゴジララドンは、どうしてそうなった(爆)

そしてまさかのエビラが襲撃しておりゴジララドンに返り討ちにされてしまう。

それを見ていた(?)エビラと同じ南洋の生まれとして放っておけなかったキングコングゴジララドンに戦いを挑むのだが、秒で逃げた\(^o^)/

もはやタイトル詐欺すら疑わしい脚本だったな…

 

 

 

怪獣解剖図鑑 (1967年)

怪獣解剖図鑑 (1967年)